今回の記事は前回からの続きで、自社について書き出しをしたところからスタート!
まだ見てない方はこちらから↓
前回の記事では認知活動の基本のキをお伝えしましたね。
ペルソナを決める前にもっと大切なことについてお話しました。
今回の記事ではその中でも「人となりを見せる」について詳しく書いていきます。
人柄が伝わったからどうなるの?という部分。
これを読み終わったらすぐに自分(自社の理念や価値観など)を出していける環境を作ってくださいね。
認知活動の一環として人物像を鮮明にする
実は「この人好きかも!」って思ってもらうことは強烈なファンをつくる第一歩です。
何度も何度も見ているうちにこの人好きかも!が「めっちゃ好き!」に変わるくらい、強い力が働いて引き寄せられていきます。
その一番強い力というのは人の感情。
人間というのは不思議な生き物で企業や会社というのは気持ちや感情を持っていないただの事務所のようなものだと無意識に思い込んでいます。
だからこそ会社の裏に居る従業員や代表などのリアルな声を表に出していく必要があります。
人物像を明確にすると起こる事
一見マーケティングや事業に人間の感情などは関係ないものと思われがちですがそうではありません。
いや、ひと昔前はそうだったかも。
40~50代くらいまでの経営者の時代というのは権力や地位、資産、学歴など目に見えてマウントの取りやすいものをどれだけ多く持っているかという点でどれだけ人がついてくるか、という数字に繋がっていたように思います。
しかし今の時代は何よりも”人の感情をどれだけ動かすことができるか”がとっても重要です。
ターゲットとなる顧客が50代以上などの場合はこれまでのやり方で良いと思います。
しかし、会社と一緒に年を取っていく顧客ばかりに焦点を合わせていられないな、少し若い世代向けに切り替えていく必要があるなとお考えの経営者様も多いんじゃないでしょうか。
そういう場合にはこれからの時代のマーケティングの核となる顧客の心をつかむ”何か”が必要なわけです。
共感や憧れなどの感情が生まれる
その”何か”に大きく繋がってくるのが人の感情。
共感や憧れ、好きという気持ちを生み出すのが人の気持ちや価値観、生き様だったりします。
ひと昔前はいかに権威性があるかという点が重要視されてましたが、これからの時代は、好きな人が持っている権威性だから凄いと評価される時代に入っています。
まずみられるのが人間性。
会社の場合なら代表の理念とか価値観とか。
自分の価値観と近いなと思う企業が評価される時代です。
誰かが誰かを好きになるのになるポイントは共感・共通点をつくること。
共通点を見つけてくれるようになる
なんか好きかも…
と思ってもらえたら、次はもう共通点を探し始めてくれます。
共通点って、技術やノウハウだけを発信していても見つからないですよね。
そこで「感情」が必要になってくるわけですね。
”共通点のたくさんある人に親しみを感じる” という心理をうまくビジネスに取り込んでいきます。
なんだか知ってる人のような感覚を引き起こす
↑これを見て自分と似てるとこがあるな、と感じた方もいらっしゃるかもしれないですが、認知した人物に対して、自分事として相手を捉え、自分と関係のある人なのか、自分と同じジャンルに生息している人なのかということを無意識にジャッジします。
そして、自分と同じジャンルに生息しているな、と判断した時点で共通点を見つけだしたことになり、だんだん何度も目にするうちにいつのまにか知り合いみたいな感覚が生まれてくるんですね。
これはSNSのほうが即効性がありますが、ブログでももちろん効果的です。
というのも、ブログの場合、検索キーワードにヒットした記事として差し出した内容を読んでいる時点でこの記事に対するジャンルで何か知りたいことがあり、ふるいにかけられた人がこのページにたどり着いたという事なので、共通点が多ければ多いほど読んでくれる確率は上がります。
WEB集客で人柄を出すときのNGポイント
きちっとしてる。
堅苦しい言葉。
技術的な内容ばかり。
感情が見えない内容。
こういう記事ばかりだとファンができにくいです。
「凄い人」で終わってしまってファンにはならない。
人柄が伝わる発信はやっぱり強い
毎回人柄を出しましょうとか、キャラを作りましょうということではなく、ありのまま、あなたが感じたことや価値観を添えて発信する癖をつけてみてください。
そして私たちのホームページ制作では、ただページを作るだけでなくそういった認知活動の一環としてターゲットに合った価値観に合わせていくことを大切にしています。
マーケティングの視点から見ると小さな小さなことですが、とても大切なことなのでやはりクライアント様にはこれからもお伝えし続けていきます。
認知活動のひとつとして人柄についてお話してきました!
続いて、次のステージでやるべき経験や知識の発信について書いていますのでぜひ見ていってくださいね。