こんにちは!
名古屋のWEB制作会社MST CREATEの代表岡部です。
今日もブログ書いていきます。
先日、独立を予定されている美容師さんのホームページ制作のご提案をさせていただきました。
美容室というと予約システムの導入は必須です。
独自の予約システムを導入するとなると費用もかさむし、構築費だけでなく毎月の月額料金も数万円~になりがちなので、とりあえずホットペッパーをはじめようという経営者様も多いはず。
前回までのブログでも話していた、マーケティングの基礎となる自社(美容室)分析のポイントを今日はお伝えしていきたいと思います。
(まだ私の頭の中だけの分析です)
では早速本題ですが
美容室のホームページに予約システムの導入は必要?
結論から言うと”必要”です。
”ホットペッパーで集客できてるから”
”インスタで集客できてるから”
そんな理由でまだ予約システムを導入していないのならちょっと危険かも。
美容室のホームページを新規で制作する場合、元々美容師さんとして店舗に勤務していたことがある方が独立をするという形で経営のほうに進まれるパターンが多いと思うのですが、その場合はやはりマーケティングやビジネスに関する分野には弱い場合が多いんですね。
そうするとどこかのプラットフォームで集客がうまくいくと、このやり方が正解!というふうに過信してしまいがち。
もしこの記事を読んでくださっているあなたが美容室の独立を視野に入れていて、ホームページの制作をお考えなのであればぜひ参考にしていただけると幸いです。
インスタ集客やホットペッパー集客がうまくいってるからOKではない
目先の集客よりも長期的なビジネスの戦略として長い目で考えると、集客の肝をSNSやその他のプラットフォームだけに依存しておくのはとても危険です。
というのもどこかのツールをお借りする場合、その会社の規約に乗っ取った方法に自社のビジネスを合わせていかなければならないからです。
わかりやすく言えば、そのツールを利用するなら売上高に応じた手数料を払わなければならなかったり、クーポンやポイント制度の導入もホットペッパーに準ずるものに従わないといけないですよね。
ただしホットペッパーが必要ないわけではない
私たちの見解としては、ホットペッパーはあくまでも新規集客のために導入してほしいなというところがポイントです。
今の時代どんなサービスにも広告は付き物で、広告をかけることによりデータを収集したり、顧客を絞り込んだセグメント広告を活用することで、より効率よく集客が叶うようになりました。
ただしどの客層に向けてどんな広告を出すのかという点は重要で、やみくもに出せばよいということではありません。
例えば広告というといろんな種類の広告がありますが、SNSやグーグル広告などを出してホームページに導入した独自の予約システムへ誘導するよりは、ホットペッパーなどで広告を出し、まずは新規顧客を獲得するほうが圧倒的に効率が良いです。
というのもホットペッパーを覗いている人たちがどういう人たちなのかを考えると「美容室をすぐにでも予約したい人」達なんですよね。
ホットペッパービューティーは「今予約したい」人が集まっている場所です。
そこであなたのお店が優先的に表示されれば、(ホットペッパーがおすすめしていたら)「良さそう、行ってみようかな」と選択肢に入る確率が上がります。
”欲しい人が居るところへ欲しいものを差し出す”ことができるのがWEB広告です。
ただしどんなお店も最初から広告を出せば集客できるわけではありません。
きちんと広告の結果(データ)を集めて分析して、より精度の高いターゲット層や打ち出し方を見つけていく必要があります。
少なくとも半年は広告をかけてデータを収集するという認識で広告を運用するのがおすすめです。
半年でピタッとくる広告の運用法が見つかれば最高にコスパの良い広告運用が叶うでしょう。
(店舗の強みやターゲットによって運用方法は千差万別なのでプロに任せることをおススメします)
ホットペッパー×集客、実はかなり相性は良いと思っています。
考えるべきはリピーター単価!
ホットペッパーで広告をかけてある程度新規のお客様が来てくださっても、ほとんどの場合サロンへ何度も通ってくれるリピーターへ繋げたいのが本音ではないでしょうか。
「また来たい!」と思っていただくためには、お客様のことを分析し、ここなら自分の髪質のことまで理解してくれている!と思われ、ライフスタイルのことを定期的に話せる相手になることが大切。
そして、お店を変えるとちょっと損かも…と思える仕組みづくりも大切です。
で、ここからが大事な話なのですが、また来ます!とリピーターになってくれたお客様にもホットペッパーを使ってもらっていませんか!?
ホットペッパーで集客できたお客様の予約導線をこれからもずっとホットペッパーに頼っていたのでは費用がかかって仕方ないので、いかに二回目以降の来店へ繋げてホットペッパーを卒業してもらうかを一番に考えてくださいね。
ホットペッパーはほかの魅力的なサロンがチラつくライバル店の巣窟
コンバージョン(今回の場合は予約)へ繋げる施策として
①単価を上げたい場合のページの導線の作り方と
②取りこぼしを少なくするためのページの作り方
は変わってくるのですが、今回は②のほかのお店に流れてしまわないようにというところを意識してもらうための内容になります。
ホットペッパーである程度集客ができているということは、ホットペッパーには他にもたくさん素敵なサロンが並んでいて、いつでも他店に流れてしまう可能性があるということです。
お客様を他店に流さない方法は、ほかのお店の存在を頭の中から消してもらうのが一番です!笑
いつもホットペッパーで見かける素敵なお店も行ってみたいなぁ…なんて思われたらきっとそのうち行っちゃいます。
そう思われないように、ちゃんと二回目以降の予約をホットペッパー以外でできるように独自の予約システムを入れておく必要があるのです。
今なら公式LINEから予約ページに流すこともできますし、ホットペッパーと自社サイトで価格を少し変えておいて、自社予約のほうがお得になるようにしたり。
ホットペッパーを通さないお客様はコストが抑えられてありがたいのです。
予約システムの手数料を最小限に抑えることができますからね。
独自の予約システムにこだわる
弊社としては月に3万円かかる立派な予約システムを導入しなくてもよいと思っています。
そのくらいのプランのシステムを導入したほうがお洒落で高機能で素敵な予約ページができるのは間違いないですが、それはしっかり利益が出て、次のステップへ上がるタイミングで良いのではないでしょうか。
ストアーズとか簡単にカレンダー機能が利用できる決済機能付きの予約システムなどもありますが、弊社ではあまりお勧めしていません。
なぜかというと手数料が高いから。
長期的な経営をお考えなのであれば、固定費用をいかに抑えられるかというところがとても大切。
だけどただで使えるツールはだいたい売り上げ金額に応じた手数料が引かれます。
25000円のお会計だった場合、手数料だけで1500円かかってきます。
手数料ほど無駄な経費はないので、弊社ではできるだけ手数料が最安で抑えられて、さらにサロン経営で必要な決済システムと連動できる予約システムの導入をご提案しています。
美容室経営に必要な機能は・物販用決済・予約システム・店舗用決済機能
美容室に必要な機能はこの三つです。
おそらくシャンプーやトリートメント、͡コテなどの物販も販売していくことになるだろうと想定してお客様情報を一括で管理できるよう、決済機能についてはサロンワーク用(施術費)と物販用で統一したいところです。
さらに弊社はECにも強い会社なので、決済機能をWEBにも搭載して、ネットからも購入していただけるようにオンラインショップページも導入するところまでご提案をさせていただきたいところです。
ここに関しては、ホームページやECサイトの構築は初期費用もかかるものなので、後から必要になったときにバラバラと色々なところへ依頼するよりは一括で弊社にご依頼いただくのが一番コストを抑えたご提案をさせていただけますので、ぜひ一度ご相談ください!
セミナーやコンテンツ販売にも対応可能
そうそう独立した美容師さんといえば、動画コンテンツの販売やセミナーの申し込み導線なども検討していきたいところですよね。
わたしがこれまでお世話になった美容師さんとお話すると、だいたい将来の展望の中にこんなことがしたい!これを実現したい!というような向上心に溢れるお話を聞かせていただきます。
もしかしたら美容室の予約だけでなく、いろんな分野で活躍するためにWEBを活用したい!とお話がでるかもしれないので、もしそうなったときにもすぐに対応できるようなシステム選びとサイト設計をさせていただきたいなと思います。
長期的にビジネスを伸ばしていきたいなら、ぜひMST CREATEのホームページ作成をご検討ください!